「事務職に必要な速度」という基準は存在しない
タイピング速度の必要水準を職種ごとに定めた公的な基準はありません。同じ事務職でも、電話対応が中心の職場と文書作成が中心の職場では、求められる入力量がまったく違います。
そのため、このページでは「◯◯職なら◯◯KPM必要」という数字を示しません。代わりに、あなたの速度で実際の作業に何分かかるかを出します。その時間が業務として許容できるかどうかは、ご自身の状況で判断してください。
計算の前提
- 1文字あたり約2打鍵として計算しています。ローマ字入力では「か」は
kaで2打鍵、「し」はshiで3打鍵など文字により異なるため、あくまで概算です。 - 「変換・推敲込み」は打鍵時間の2倍としています。実際の入力では、変換の確定、言い回しを考える時間、読み返しての修正が必ず発生するためです。
- 年間換算は240営業日で計算しています。
この数値は目安です。実際の所要時間は、文章を考える時間の割合や、定型文をどれだけ使い回せるかで大きく変わります。「速度を上げると何が変わるか」を掴むための道具として使ってください。
速度より先に見るべきもの
入力にかかる時間を減らしたいとき、速度を上げるのは選択肢の1つにすぎません。先に効く手段があります。
- ミスを減らす。打ち直しは、そのまま時間の損失です。正確率が90%を切っているなら、速度を上げるより先に直す価値があります。
- 定型文を登録する。宛名や署名、よく使う言い回しは辞書登録で打鍵そのものを消せます。
- それから速度を上げる。上の2つを済ませたうえで速度が課題なら、練習の効果がそのまま時間短縮になります。
よくある質問
事務職に必要なタイピング速度はどれくらいですか?
職種ごとの必要速度を示す公的な基準はありません。求められる水準は業務内容によって大きく変わるため、このページでは基準を示す代わりに、あなたの速度で実際の作業に何分かかるかを計算します。その時間が業務として許容できるかどうかで判断してください。
この計算はどのような前提で行われていますか?
日本語1文字あたりのローマ字打鍵数を約2打鍵として計算しています。実際の打鍵数は文章によって変わるため概算です。また変換や推敲の時間を含む現実的な所要時間は、純粋な打鍵時間の2倍として表示しています。
タイピングが速くなると、実際にどれくらい時間が浮きますか?
1日の入力量と現在および目標の速度を入力すると、1日あたりの短縮時間と年間換算を表示します。年間は240営業日として計算しています。入力量が多い仕事ほど、速度の改善が時間に直結します。
タイピング検定を受ける必要はありますか?
検定の要否は応募先や職場の方針によります。このツールは公的な検定の合否を判定するものではありません。実務にかかる時間を把握したうえで、資格が必要かどうかは募集要項などで確認してください。
次にやること
- 現在の速度を測る:タイピング速度測定
- 平均との比較を知る:タイピング速度の平均と目標の決め方
- ミスを減らす:苦手キー練習
- 速度を上げる練習:タイピングを速くする方法